2022年11月11日金曜日

心の交流を

 先日、お食事の時間に和やかな光景が見れましたので、ご本人様方に了承をいただき、写真を撮らせていただきました。

ご自宅で生活をされていると、他者との交流や会話の機会が少なくなります。特に高齢者は、健康状態に不安があると外出をする機会も少なくなり、孤独になりやすく、慢性的に他者との交流が断たれてしまうと、心身に悪影響を及ぼしかねません。

内閣府の「平成30年版高齢社会白書」によると、毎日会話がある人の割合は、家族・同居人がいる場合は90%程度、単身世帯では50%程度となっています。高齢者は自宅で過ごす時間が長いため、単身世帯では会話の機会が生まれにくいようです。

実際に、桜寿のさと伊都の入居者A様も、ホームへの入居前は他社との交流がなく活気が見られなかったが、入居後は少しずつ活気を取り戻し、面会で会うたびに顔が活き活きしているとご家族様から感謝のお言葉をいただきました。

ホームへの入居に関しては、生活や身体上の支援を受けられるだけでなく、入居者様どうしで継続的な関係を築け、孤立を避けられることから、一人暮らしの高齢者にとっては健康面で二重のメリットがあります。

また、毎日顔を合わせる施設スタッフの存在もあり、同年代以外との交流も楽んでいただけます。